こんにちは!
長野県上田市の美容室ヘアサロン、sii soo(シーソー)の店長、
京(ケイ)です!✨
まずは、このブログページを開いてもらえたこと、
とても嬉しいです!本当にありがとうございます!!( ^∀^)
このブログでは、sii sooがどんな雰囲気のサロンか知ってもらう以外に、
- 美容師しか知らない髪の裏ワザやコツ、美容業界のマル秘情報、
- お客様からのよくある質問や疑問、美容室でのトラブルにお答え、
- 時々ヘアスタイルもアップ☆
…と、読んでくれた方にちょこっとでもプラスになる様な情報を発信できるブログを目指していこうと思っています!
今回は、
【スタイリング剤、トリートメント剤の種類とその違い】
について。
みなさん、毎朝セットする時に何を使っていますか?
女性だとヘアオイルやクリーム、アイロンを使う方はミストとか?
男性だとワックスやジェルが多いと思います( ´∀`)✨
パーマをかけている方は泡のムースとか?
もしくは水だけ!!なんて方も?
僕が学生の頃と違って、
今は本当に色々なスタイリング剤やアウトバスのトリートメントが手に入るようになりましたね!
15年くらい前だと、
コンビニにはワックスかジェルかスプレーくらいしか整髪料なんて売ってませんでした💦
(ギャ◯ツビーとかウ◯ノとか)
サロン用の整髪料なんて高いし、そもそも近所に売ってないし・・・
それが今や、
ワックス、ジェル、スプレーはもちろんのこと、
植物由来や動物由来のオイル系、
乳液などのクリームやミルク系、
半固形のグロスやジュレ系、
粘度の高いグリースポマード系、
完全な液状のウォーター系、
泡タイプのムースやフォーム、
飛沫タイプのヘアミスト・・・etc
ワックスだって、
セット力がハードからソフト、
質感がマット、ファイバー、ウェット、ドライ、エアリー・・・
もはや、
市販品でもサロン専売品でも沢山ありすぎて、
『どれを選べばいいのかわからない!』
『違いがイマイチわからない!』
で、
『なんとなく名前で選んだけど、想像と違った!』
『使ってみたけど自分に合っているのか結局わからない!』
という声をよく聞きます。
確かに、
これだけ色々な名称で色々なメーカーから似たような商品が出回っていたら、
美容師でも全ては把握し切れません💦
ですので、今回はあくまで、
『僕の主観』
でザックリとそれぞれの違いを説明していきます!!
今後、何かの参考になればと思いますので、
次に何を買おうか迷っている方の役に立てればと思います(´-`).。oO
その前に、
まず【僕の主観】と強調したのは理由があります。
それはなぜかというと、
実際に商品を使用してみた感想は人それぞれの好みがありますよね?
例えば、
同じスベスベでも人によってはツルツルに感じたり、シットリに感じたり。
感じ方に個人差があること。
そして、同じオイルでもシットリ重めやサラサラ軽めだったり、
1つのジャンルの中に様々な好みに合わせて細分化しすぎているので、
マニアックなモノまで1つ1つ取り上げるとキリが無さすぎるのです😥
なので、
今回は代表的なモノの代表的な特徴だけ書いていくことにします!
そういう意味でのザックリです💦
(説明に漏れがあったら後日追記します💦・・・)
【 各種 特徴 】
・ヘアオイル
現在、女性のアウトバストリートメントの中で1番の主流がオイル系。
キシみ、ゴワつき、広がりなど髪の荒れが気になる方は、まずオイルタイプが一番無難。
基本的には油分がメインなので、コーティングによる毛先のまとまりと指通りの良さが特徴。
ツヤのある髪に整え、スタイリングしやすくする効果もあります。
各メーカーによってしっとり重めタイプやサラサラ軽めタイプなど、質感の種類が多い。
※ 最近では体温で溶かす固形のロウ状オイルも増えています。
こちらは冷えると再び固まりやや重くなります。
・ヘアクリーム、ミルク
オイルタイプよりも水分が多いので毛髪に浸透しやすく、つけ心地や伸びの良さが特徴。
乳液状やクリーム状など、つける前の硬さにバラツキあり。
髪を柔らかい感触にしたり、乾燥や摩擦を抑え表面を整えたり、うるおい感を保ったりする効果があります。
オイルよりも少しスタイリング剤に近いトリートメントなので、幅広く質感調整が可能な万能タイプ。
・ヘアジュレ、ゼリー
上記の2つよりもさらに水分が多く、イメージ的には固まらないメンズのジェル。
油分が少なく水分が多いので、つけた直後と時間が経った後では水分の蒸発で質感が変わりやすい。
ポリマーなどのコーティング皮膜を張るものが多く、【乾いているけど濡れている】ような質感に見せやすい。
乾燥毛やパーマ、クセ毛を綺麗に見せるのに向いているが、軟毛 細毛 少毛の方にはやや不向き。
・ヘアミスト、ヘアウォーター
ほとんどが水分のベース剤。軽めの質感が主流。
固まるハードタイプからサラサラなソフトタイプまで幅広いので購入時には要確認。
ウォータータイプで霧吹きやスプレー状の入れ物が多く、全体にムラなく塗布しやすい。
空気感や素髪な感じを出したい方には向いているが、ハイダメージや広がりが気になる人にはやや不向き。
水分がほとんどなので、寝グセにそのままかけるとクセをリセットしやすくなります。
・ブロー、アイロン用ミスト、ローション
髪の滑りを良くしてブローやカーラーでくせづけしやすくし、持続させやすくします。
霧状、ミルク状、フォーム状があり、サラッとした感触が多い。
※ 熱から守る成分配合(ヒートケア成分)と記載されたものが多いですが、
そもそも熱が通らないと髪に形状がつくはずがないので、
この謳い文句には語弊があるので注意が必要です。
・ヘアフォーム、ムース
泡状で髪につけるというよりは染み込ませる感覚に近い。
髪全体に伸ばしやすく、髪と髪の間にもまんべんなくスタイリングできる。
水を多量に含むポンプタイプは時間の経過で水分が蒸発するので、比較的 軽めな仕上がり。
パーマヘア用、ダメージケア用、固めるハードタイプ用など幅広いタイプがあるので、購入時には要確認。
・ヘアワックス
スタイリング剤の代表格。
質感からセット力まであらゆるバリエーションが存在する男女兼用のセット剤。
(メンズ、レディースの区別は大体セット力です。)
毛束感を出したり毛流れをつけたり、動きを出すだけでなく、ハードに固めたり、柔らかく整えたり、
ボリュームを出したり抑えたり、形を調節するのにとても便利。
バサッとドライな仕上がりから、濡れたようなウェットな仕上がりまで質感調整も可。
グロス、マット、ホールド、ファイバーなど様々な種類があるので、
どれが良いのか分からない時は理美容師か、売り場の人に質問するのがオススメです。
・セットジェル
濡れたような質感で毛流れをつけたり、立ち上げたりするときに使います。
ほとんどがハードに固まるタイプ。一度固まると崩れにくい。
髪に塗布してから固まるまでにかかる時間がメーカーごとに異なるので、
サッとまとめたい方は速乾性タイプがオススメ。
・グリース、ポマード
イメージ的にはワックスとジェルの中間、固まらない再整髪可能なジェル。
ハードからソフト、オイル性から水性まで色々な種類があり、
共通しているのはどれもテカリのあるツヤツヤな仕上がり。
フォーマル、ビジネス、バーバースタイルが好きな方にはオススメです。
・ヘアスプレー
主にヘアスタイルを長時間保つために使います。
スーパーハード、ハード、ナチュラル、ソフトなどタイプによって仕上がりと持続時間も様々。
アップスタイルやまとめ髪の表面を整える場合に使うタイプや、軽くナチュラルなタイプ、がっちり固めるタイプもあります。
静電気を防いで髪の広がりを抑えたり、紫外線予防の効果があるものが多いです。
・・・と、ザックリとまとめてみましたが、
改めて伝えたいことは選ぶ上で参考にする
【サラサラやシットリなどの質感表現】
【ソフトからハードなどのセット力の表現】
これは厳密な決まりがなく、各メーカーごとの自由なので、
あくまで購入時の目安として捉えてくださいね!!
ぶっちゃけ、使ってみないと分からないところではあります💦
(元も子もない話ですが・・・)
なので、
本当に悩んでいてどうしようか考えている方は信頼できる理美容師の人に相談することをお勧めします!!
サロンによって置いている商品もバラバラなのは、理美容師もそれぞれ考えや好みがあるから。
『あ、この人、私と好みが似ているかも!』
と思ったら、気軽に聞いてみてくださいね♪(^∇^)
今回の内容が少しでも参考になると嬉しいです🍀( ´∀`)
ではでは、また!!✨