こんにちは!
長野県上田市の美容室ヘアサロン、sii soo(シーソー)の店長、
京(ケイ)です!✨
まずは、このブログページを開いてもらえたこと、
とても嬉しいです!本当にありがとうございます!!( ^∀^)
このブログでは、sii sooがどんな雰囲気のサロンか知ってもらう以外に、
- 美容師しか知らない髪の裏ワザやコツ、美容業界のマル秘情報、
- お客様からのよくある質問や疑問、美容室でのトラブルにお答え、
- 時々ヘアスタイルもアップ☆
…と、読んでくれた方にちょこっとでもプラスになる様な情報を発信できるブログを目指していこうと思っています!
最近、sii sooのオープン準備や自分の身の回り整理整頓で、
ブログとインスタの更新があまり出来ていません😅・・・
中々 撮影も出来ていないし💧
もっと頑張らないと・・・(涙)
さて、
今日は【オーガニック成分って本当に良いの?】です🍀
僕がお客様によく使う例え話で、
『コップ一杯のオーガニック成分をプールに入れると、その水はオーガニック美容液とほぼ同じ』
です。
意味がよく分からないかもしれないですが、
僕も自分で調べるまではオーガニックの定義すら知らずにただオーガニック製品を選んでいました。
オーガニックって聞くと良さそうな気がしますしね( ´∀`)・・・
知っているようであまりよく知らないオーガニックの本来の意味や目的、
それに注意点を書いていきます!
【そもそもオーガニックって?】
最近多いですね。
オーガニック成分配合!!と宣伝している化粧品やシャンプーに石鹸、
体に触れるもの以外だと食品類がメインですかね。
でも、
そもそもみなさんは『オーガニックって何?』と聞かれて、ハッキリ答えられますか?(´-`).。oO
まず、オーガニックの定義って??🍀
日本ではオーガニックの認定を農林水産省がしていて、JASマークというものがつけられます。
スーパーとかでも見かけますよね( ´∀`)
簡単に言うと、農薬や化学肥料を使わずに育てられた作物や畜産物、それらを使用した加工品を表します。
これは主に食品に対して行われている認定で農産物、畜産物、加工食品などは、
この認定がないのに勝手に有機(無農薬)、オーガニックといった表現をすることが禁止されています。
そう、食品は。
しかし、
オーガニックコスメ、シャンプーなどのオーガニックコスメ認定機関というものは日本には存在しません。
日本には。
え?
じゃあ誰が『この商品はオーガニックですよ!』なんて決めているの?・・・
【日本ではオーガニックの基準がかなり低い!】
日本には食品以外にオーガニック認定する機関が存在しないと書きましたが、
海外は違います。
というか、メチャクチャ認定のハードルが高いようです。
フランスではエコサート、ドイツではBDIH、オーストラリアはACO、
といった各機関が定めた厳しい基準を満たした商品のみがオーガニックを名乗ることができます。
では、日本は一体誰が??
これは、各企業会社ごとにそれぞれ自由に決めているのです。
日本では、化粧品などに配合された数十種類もの成分のうち、
一種類だけオーガニック成分を使っているだけで『オーガニック◯◯◯』と名乗れてしまうんです!
添加剤や防腐剤が入っていても、それはオーガニックという扱いです。
しかも、その濃度は全体の1%でも配合されていれば良い、とされています
よくCMや広告で『こだわりのオーガニック△△△成分を贅沢に配合!』
なんて宣伝していますが、
実際 その成分がどのくらい入っているかなんて僕らにはわかりませんよね💧
もしかしたらすごく多いかもしれないけど、
逆に1%しか入っていない、なんて話もあるあるみたいです。
◯◯パーセント増量なんて書かれても【当社比】だったら比べようもないですしね・・・
最初に書いた『プールにコップ一杯のオーガニック成分』の例え話。
あれは、そういうことです。
わずかなオーガニック成分以外は、数十種類の化学成分で構成されているかもしれない、です。
(そもそも、本当に完全なノンケミカルなら湿気や酸化で品質もかなり劣化しやすくなりますしね💧・・・)
【でも、オーガニックって本当に安全?】
なんとなく、
オーガニック だと肌や髪に良さそう、質が高そう、なイメージがあると思います。
逆にケミカルな成分、石油が使われているものや防腐剤、保存料、着色料などは抵抗がありますよね?💧
でも、
そもそもこの地球に存在するものって、元は全て自然からですよね?
石油だってシリコンだって、元は自然界に存在するもので、
これだけ世に普及するということはリスクもあれど、それだけの安心実績もある存在ということです。
逆に、
いかにオーガニックだから人体に優しいとはいえ、こちらにもリスクはあります。
例えば、柑橘系やハーブ系の成分はよくオーガニック商品に配合されていますが、
どちらも人によってはアレルギー反応を起こす場合があります⚡️
アロマのエッセンシャルオイルはオーガニックのものもたくさんありますが、
刺激が強く、妊娠中の方や小さい子供には注意が必要なものが何種類もあります。
価格の高い商品に配合されているアミノ酸やタンパク質だってアレルギー反応が出る人もいるし、
なんなら 水アレルギーの方もいるくらいです💦
たまにお客様で聞くのが、
家にある化粧品やシャンプーや石鹸を全てオーガニックで揃えたら、
以前より顔や頭皮の具合が悪くなった、というケースです。
例えば、
敏感肌の人が化粧品を選ぶときには、オーガニックより無添加をうたった化粧品がいいかもしれません✨
オーガニックは自然のものであって、アレルギーや刺激がないというモノではないからです🍀
化学系のものより低刺激の商品の方が多いかもしれないですが、
良い面と悪い面を知らないと、人によっては逆効果になるかもしれません。
【オーガニックの目的を見極める!!】
大切なのはオーガニックというジャンルに囚われるのではなく、
- オーガニックにこだわる事でどんなメリットを得ることができるのか。
- ケミカルを切り捨てることでどんなデメリットが起きるのか。
最近だと、オーガニック成分をメインに必要な分だけのケミカル成分を配合したハイブリットな商品も色々なメーカーから出ているので、
そこを見極めて、オーガニックをキチンと理解することが良い付き合い方なんだと思います( ´∀`)
ps.
sii sooで取り扱うシャンプーも、オーガニックとケミカルのブレンドされた肌に優しく髪に良い効能のあるとても良いシャンプーです🍀
珍しい種類を置く予定ですので、良いシャンプーをお探しの方はぜひオススメです♪
楽しみにしていてください( ´∀`)!!