【逆効果!?】トリートメントで髪が痛む!!
by kei
こんにちは!
長野県上田市の美容室ヘアサロン、sii soo(シーソー)の店主、
京(ケイ)です!
まずは、このブログページを開いてもらえたこと、
とても嬉しいです!本当にありがとうございます!!( ^∀^)
このブログでは、sii sooがどんな雰囲気のサロンか知ってもらう以外に、
…と、読んでくれた方にちょこっとでもプラスになる様な情報を発信できるブログを目指していこうと思っています!
さて、
今日のタイトルを読んであなたはどう思いましたか?
『トリートメントでダメージ!?そんな訳あるかい!!』
そう思った方、結構多いんじゃないでしょうか(´-`)
ですが、
実際トリートメントが原因で髪を痛ませている方はかなりいます!
『じゃあ、そもそもトリートメントって何の為にあるの?』
という方の為に、
今回は多くの方が誤解しているトリートメントの正しい付き合い方です!
※決してトリートメントを否定する内容ではありませんよ
まず大前提として、
何をしても【再生、修復、補修、回復、復活】はしない!!
☆関連記事はコチラ
皮膚や内臓などと違って、
一度でもダメージ(カラーやパーマ、熱、紫外線、摩擦など)を受けるとその部分は自己再生しません。
どれだけ時間が経ってもダメージはなかったことにはならず、
どれだけ高級なトリートメントをたくさん使用したとしても、
傷んだ部分が【なかった】ことにはならないのです!!
そう、
トリートメント = 【治る、直る】は!!
この認識が重要なんです!!!
では、トリートメントは髪に一体何をしているのか?
その答えは、
【表面のコーティング】
皮膜形成がメインです。
わかりやすい例えで言うと、
[化粧のファンデーション]
に近いと言えます。
肌に置き換えると
【髪の痛み、手触りの悪さ、艶の無さ】
↓
【肌荒れ、乾燥、傷跡、毛穴 などの気になる点】
これらを表面上は綺麗にカバーして、見た目と手触りを良くする、
お化粧に近い存在なのです!
なので、ダメージを修復、補修しているのではなく、
あくまで一時的によく見せているのがトリートメントです。
女性なら、ファンデーションだけで素肌がどんどん向上するはずない、と言うことは何となくわかりますよね?(´-`).。oO
それでも、トリートメントで髪は回復していると思う方もいるかもしれませんが、
本当にダメージが回復していたら、
トリートメントはいつか止めていいはずですよね?
確かに、
トリートメントには毛髪構造に似せた保湿成分などが多く配合されていますが、
髪には栄養を吸収してくれる内臓も血管もないので、
シャンプーしていくうちに髪から流れていきます。
・損傷した髪に
↓
・コーティング成分と保湿成分で覆われ、
↓
・内部の保湿成分から先に流れ出ていき、
↓
コーティング成分だけが吸着して残ります
結局、残るものは、
【表面の皮】
コーティングだけです。
(これのおかげでツヤが出て指通りも良くなる訳ですが・・・)
そして、厄介なのがこの皮です。
お化粧なら、毎日クレンジングでファンデーションを落としますよね?
じゃあ髪のトリートメントは?
シャンプーで落ちている?
いいえ。
ほとんどの方がトリートメントを落とせていません。
むしろ市販のシャンプー自体にこの皮のようなコーティング成分が配合されている為、
洗っても洗っても落ちずに厚塗りされていきます。
(洗い上がりがツルツルな方が売れるからです。)
※これに関してはまた別の記事で説明しています。
ノンシリコン VS シリコンどちらが良い??〈そもそもシリコンって?〉
日々厚塗りされ続けていくファンデーションなんて、
想像しただけでも苦しいですよね。。。
・・・しかし、
【表面はものすごくツルツル ピカピカ】
これは捉え方によっては、むしろ良いのでは!?
いいえ、ここが今回のキモ。
トリートメントでダメージを招き入れる原因です。
見た目と手触りだけが良い髪。
こういう状態の髪は、
内部がどのくらいダメージしているのかが非常に見極めにくいのです!
いざ、お店でカラーリングやパーマ、縮毛矯正などを行うときに、
【手触りが良いからあまり傷んでいない健康な状態と施術者が錯覚】
↓
【ダメージに気づかず、健康毛と誤認して必要以上に強い薬剤を使用してしまう】
(弱い穏やかな薬では健康な髪に通りにくい為)
↓
【内部に負担がかかりすぎて仕上がりがボロボロの状態に】
つまり、
お店で薬剤を使用する際に、失敗されるリスクが高まるのです!!
さらに、
よくあるカラーやパーマの後のトリートメント。
これもポイントです。
薬剤は少なからず髪の中に残留するのですが、
日々のシャンプーや除去剤などで髪の中から出ていきます。
しかし、
適切な除去処理を行わずにトリートメントをしてしまうと、
髪の中に何日も薬剤を閉じ込めることになります。
結果、
色落ちの促進、パーマのダレ、毛先のダメージの増加、
など、
良かれと思ってしていたトリートメントで実はダメージを促進していた、
なんてケースがとても多いです!
(この現象を知らない理美容師が多いのも原因です。)
では、ダメージをしてしまったら どうするか。
やはり、ほとんどがトリートメントでまた何とかするというループです・・・
☆また例えをお肌に戻しますが、
肌のお手入れをするときは、
メイクをしっかり落としてから洗顔をして、
化粧水や乳液を素肌に浸透させますよね?
この時、
実はメイクがちゃんと落ちていなくて肌に膜が張っていたら、
どう思いますか?
ここまで読んだ方なら、何となく想像がつきますよね。
髪も同じです。
知らないうちにどんどんコーティングを繰り返した髪には、
肝心の保湿成分が浸透しにくい状態になってしまっているんです。
(ビルドアップという状態)
トリートメントを繰り返しすぎて、
結局 トリートメントが効かない環境を作ってしまっている、
ダメージケアができない、
これがトリートメントを止めることのできない原因なのです。
しかし、こんな書き方をすると
【トリートメント = 悪 】
のような誤解がありそうですが、
本来 トリートメントは髪をキレイに輝かせ、ヘアスタイルを扱いやすくしてくれる保護の役割です( ´∀`)
見栄えを良くしたいならば、
やらないよりはやった方が良いと言えます。
ただ、
間違った使い方、粗悪な商品、やりすぎ は逆効果になる、
ということです。
まとめると、
髪は一度痛むと治らない。
トリートメントをどれだけしてもダメージは消せない。
大切なのは、
トリートメントに頼らなくても良いように、そもそも痛ませない。
最初から痛ませない、という考え方が、
一番のヘアケアと言えます!!
細かく書けばまだまだ長くなるので、
今回はここで終わりますm(_ _)m
ここまで読んだ中で、髪のダメージを終わらせたいと思っている方
ぜひ sii soo にご相談ください( ´∀`)
色々な方法で髪のお手入れをご提案します♪
ps.
繰り返しになりますが、
全てのトリートメントが悪いわけではありません!
大切なのは、使い方とタイミング。
あとは、どういうものかキチンと知って、
うまく付き合っていく、
ということです(´-`).。oO
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