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知らない内にブリーチ(脱色)されている?!

こんにちは!

 

長野県上田市の美容室ヘアサロン、sii soo(シーソー)の店長、

京(ケイ)です!✨

 

まずは、このブログページを開いてもらえたこと、

とても嬉しいです!本当にありがとうございます!!( ^∀^)

 

 

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知らない内にブリーチ(脱色)されている?!

 
 
【bleach = 漂白、脱色】
 
 
 
 
今回は髪を染めている方にぜひ知ってもらいたい、
 
というより知っておくべき内容です。
 
 
 
日本人女性の8割近い方がヘアカラーをしている現在、
ほとんどの方がヘアカラーによる髪のダメージも気にされています。
 
 
しかし、
 
元々が黒髪の日本人は髪の傷み具合を手触りとヘアカラーの明るさだけで判断しがちです。
 
 
 
 
 
「私は金髪にしていないから、そんなに傷んでいない!」
 
 
「私は若い子みたいに明るく染めていないから大丈夫!」
 
 
 
 
なんて安心していても、
 
 
 
実は知らない内に結構ブリーチ(漂白、脱色)されている人が多いって知っていましたか?
 
 
 
 
 

 

 
 
誤解されがちですが、
 
ヘアカラー剤とブリーチ剤とでは使い方が全然違います。
 
 
そもそも、
ヘアカラーの仕組みとは?
 
 
 
ざっくり簡単に説明すると、
 
 
脱色(メラニン色素の分解、脱色)
 
染色(色味を毛髪内部に浸透、発色)
 
 
 
明るくしながら、色を出す。
 
 
 
 
                 ⬇︎
 
 
 
 
ヘアカラーはそこそこな明るさまで脱色しつつ、様々な色味を入れ込み発色させる。
 
 
 
ブリーチはヘアカラーでは不可能な明るさまで一気にガツンと脱色するパワーのある漂白剤。
 
 
どちらも黒髪を明るくするという点は共通ですよね。
 
 
 
 
つまり、
 
 
ヘアカラー剤は
 
明るく仕上げる為のブリーチ(脱色剤)と、
色味を表現する染料でできています。
 
 
 
 
どれだけ【ブリーチをしていない】つもりでも、
ヘアカラー剤はブリーチを含んでいるのです。
 
 
 
日本人の黒髪の元であるメラニン色素を分解、脱色、いわゆる漂白して明るくする。
 
 
 
その明るくなったベースの髪に様々な色味を入れ込む、といったイメージです。
 
 
一般的なファッションカラーや白髪染めはこの2つの現象が毛髪内部で同時に起きています。
 
 
 
           (ベーシックケミカルより)
 
 
 
つまり、
 
 
《仕上がりが少しでも明るくなっていれば必ずブリーチ(脱色)されている》
 
という訳です。
 
 
 
ほんのり明るいブラウンの白髪染めでも、
淡い透明感のファッションカラーでも、
ブリーチ(脱色剤)は含まれています。
 
そのおかけで明るく仕上がるのです。
 
 
 
 
少し回りくどい説明になってしまいましたが、
 
皆さんのイメージする【ブリーチをする】というのは、
 
【ブリーチ剤と呼ばれる脱色、脱染を主にした漂白剤を使って金髪のような明るさにする】
 
というものだと思います。
 
 
 
実際、ブリーチ剤とカラー剤自体はかなり別々の存在です。
 
 
しかし、
 
 
【ヘアカラーはメラニン色素を脱色しながら染色する】というブリーチの役割を含んだ工程を行います。
 
 
 
ですので、
 
 
ヘアカラーで髪の傷み具合を気にされている方は、
 
《どれだけ明るく染めているか》
 
をダメージの目安にするのは勿論のこと、
 
 
《何度ヘアカラーを繰り返しているか》
 
 
ということも意識してあげてください。
 
 
 
 
もしかしたら、
 
 
気づかない内に髪の内部では繰り返したヘアカラーによるダメージ(漂白、脱色、分解)
が起きているかもしれませんよ!
 
 
 
毎日触っている自分の髪だと日々の変化に気付きにくいかもしれませんが、
 
 
美容室でヘアカラーをする際は髪への負担と後日のケアを担当者にしっかり相談しながら決めていきましょう!!